ドリル再研磨は難しかった!

ぼくが38年前の20歳のとき転職した

ダイカスト金型の会社には

ドリルの刃先再研磨をするときは

目視で確認・グラインダーでの

手研ぎで苦労しまくりました。

ドリルの刃先再研磨って

ほんとむずかしかったです

でも、加工していてキーキーって

音が出たら・・・・・研ぎなおさないと

でっもてね、毎日手研ぎなんです

何度も何度も先輩の後ろから覗き込み

グラインダーの刃先の当て方や位置

先輩のドリルを持つ手の動かし方

ほんとよっ

何度もつまずいて辛かった

だって、初めはドリルって

とげないんだよwwwww!!

でっも、毎日毎日の継続はすごいぞ

たぶん半年もかからずにドリルは

ぱい1.0~ぱい50.0まで研げるよっに

なった!

五年間位お世話になって退職

リップハイトの検査機とであうまで

その後約30年かかっる

長いね

ドリル研ぎ方は見て覚えなさい

ダイカスト金型会社でグラインダーでの手研ぎを

先輩がグラインダーでドリル先端を120度に

研ぐのを先輩の後ろ肩越しから 

ぼくは除き見していたっんです

が、

最初はほんとわかりませんでした

なんせ先輩は熟練工 

ぼくは普通科卒・機械加工は超初心者

出来るわけがないっです

でも、まずはドリルの刃先再研磨が

出来ないと毎日の仕事にならないので

とにかくグラインダーでのドリルの

刃先再研磨をやりましたねwwww

見本は新品のドリル

先輩からはドリルの刃先の角度は

118度が正式だなんだよ!!

でも分度器では見ることが難しいから

目視では120度で刃先を研いでって

見本は新品のドリルで確認

自分で研いだのとくらべよーて

いわれてた

でっも、パイ13リードが無くなるまで研いちゃった

自分1人でドリルを研いだ見たんですよ

まず出来ない。

ほんと研げないんですね。

最初は何本もドリルのリード部分が無くなるまで

グラインダーで研いでましたよ

新品のように研げるまでは

たしか手研ぎのドリルでの穴加工も

してなかったかも

とにかく毎日ドリル先端を研磨しまくった!

とにかく毎日毎日ドリルの先端を

グラインダーで手研ぎをやってましたね

ぼくの20歳のときは現在のように

スマートフォンがないんですよ!

現在ならばスマートフォンで先輩のドリル研磨を

動画で写せば何度でもリプレイで再確認

が出来ます。

ですんで、先輩のグラインダーでドリルの刃先の当て方を

なんども教えてもらって

先輩と同じようにグラインダーにドリルを当て

物まねを毎日毎日しながら

少しずつドリルの研ぎ方できるようになった

穴明けもうまく出来るようになった

その後液晶関連装置会社2社へ転職してます

リップハイトの検査機は設置してなかった!

これがあるとドリル再研磨後の確認は

ほんと便利wwwww

でも確認だけね!

ドリルの研ぎ方は

ほんと最初は出来なくて

毎日毎日が辛かった

ほんと辛かった

その後ダイカスト金型の会社を退職

液晶関連装置製造会社1社目入社

ドリルの刃先再研磨では困ることは

なかったwwwww。

液晶関連装置製造会社2社目入社

この会社は日立グループで

なんとドリル再研削機があった

たしかパイ1.0からパイ13.0まで刃先の再研磨が

機械に立てて入れてスイッチポンっで

完了!!

ただ、ドリル自動研磨機の会社名

わすれちゃった・・・・

ほんと日立グループにあった

ドリル刃先研磨機は

綺麗に研げて楽なんですよ!

ただね、パイ14.0からパイ50.0までは

どしてもグラインダーでの手研ぎ

この時は練習って思い研いでましたね!

確認は目視と分度器で120度!

機械工作課は楽しかったけど

約3年で部署移動!

ここからは、別の投稿でね

56歳で転職した現在の会社で

初めてリップハイトの検査機とであう

転職の話は話すとまとまらないので

別の投稿でっ!

【ドリルの再研磨】とは

①ドリルの刃先摩耗は刃先とマージンの

交わる外周コーナの部分から発生して

チゼルエッジ部へと進行して切れ味が落ちる。

使用しようとするドリルの

外周コーナ部の摩耗状態を見て、

そのまま使用できるか、

再研磨をしなければならないかがわかる。

②再研磨の時期については、手送りの場合、

スラスト力が増し、送りの

過大な抵抗感を感じ、また、

切削音が摩耗音に変わって‘‘キイキイ‘‘

いってくるのがわかる。

もちろん加工時間も長くなる。

③自動送りの場合は、切削抵抗が高くなるので、

切クズも紫色のむしれ形のゆるくねじれた切クズがでて、

切れ味がわるくなることがわかる。

④先端角の再研磨においては、

まず、研削角度をワークからきめるとともに

手研ぎの場合は角度ゲージを使用するようにすること。

二番角を含めたこの角度研削のできる

研削機は良い市販品が出ているので

できればそれらをしようするとよい。

⑤よく研削前に砥石の表面が

平らになっていないのに、そのまま

使用して、どうしても満足のいかない

ドリル先端角研削ができなかったという

笑えない実例があるので、必ず使用前はグラインダーの

ドレッシングを行うこと。

⑥手研ぎをしたドリルは必ず検査・チェックすること。

先端面は専用的刃先ゲージや分度器を使って、

角度は左右等しく研削できていても、

角度の頂点がドリルの中心に合致しているかは

専用ゲージかリップハイト検査器を使って

外周コーナー部の高さが同一かを

検査・調整することが大切である。

⑦リップハイト検査器をもたず、

目視によるカンで研削している工場が非常に多いが、

ぜひこの程度の用具は自製して備えておくこと。

本の中で推奨していました。

工作マニアル

ジャパンマシニスト社より 

機械仕上げの総合研究(下)

技術評論社より        抜粋

ドリルの再研削は、やっぱむずかしいいwwww

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました